カポーティ
2008-09-29


カポーティ

カポーティってあんな人だったのね、ってのが最初かな。変人というか、ゲイらしいし。まあ、「ティファニー…」の作者っていうくらいしか知識はないわけでしゃーないけどね。 4人が殺された事件を元に「冷血」という小説を書くのだが、そのために、犯人の一人と仲良くなって、いろんな情報を仕入れたりする。それが、善意からというより、単純に本のためのようでいて、そうでもないような。はじめは尽力するが、途中からは早く死刑にならないかと考えたりするようで、どうも、自分が書いている本の話を犯人達に知られるのが怖いのか。後ろめたいのか。まあわからなくはないけど。途中からあまり連絡しなくなるし。 最後には、悩んだあげく、死刑直前に会いにいき、君はそばにいてほしいのかと聞いて、結局死刑に立ち会っている。 「冷血」は調べたら、素晴らしい傑作らしいが、それ以後、本を書けなくなっているらしい。なんだかなぁ、というか、辛い話かもしれない。 ま、面白かった。

[映画]

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